
家づくりを考え始めると、まずぶつかるのが「お金」の問題ではないでしょうか。
土地代や建物費用、ローンや頭金…聞きなれない言葉も多くて、何から考えればいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、堺市で家を建てる場合の 土地・建物・諸費用の目安 を整理しながら、無理のない予算の立て方をわかりやすく解説します。
はじめての家づくりでも、数字のイメージを持ちながら計画できるよう説明します!
01. まずはここから!家づくりにかかるお金の全体像
家づくりでかかる費用は大きく分けて 土地代・建物本体費用・付帯工事費・諸費用 の4つに分けられます。まずは「何にいくらかかるのか」をざっくり把握することが大切です。

✔️ 土地代
堺市の住宅地の坪単価は 約45~110万円
※地域や駅からの距離で差があります

✔️ 建物本体費用
坪単価:60~120万円
仕様や素材、間取りで変動
※ハウスメーカー・工務店で単価は様々です

✔️ 付帯工事費
地盤改良・外構工事など:約130〜250万円

✔️ 諸費用
登記費用、銀行費用、火災保険、手数料など:約100〜200万円
⚠️POINT
付帯工事費の中でも、地盤改良などは土地の状態によって不要な場合もあります。
すべての家で必ず発生するわけではないので、目安として考えてください。

まずは全体像をチェックして、ざっくりでも数字のイメージを持つことが大事です。
後のローン計画や頭金の設定も、この全体像をもとに考えるとスムーズになります。
02. 頭金って必要?ゼロでも家は建てられる?

家づくりで気になるのが 頭金の有無。
最近は「頭金ゼロ」でも住宅ローンを組めるケースがあります。ただ、頭金を用意しておくと、毎月の返済に余裕ができ、安心して家づくりを進めやすくなります。
✔️ 頭金ありのメリット
- 毎月の返済額が減る
- 総返済額も少し軽くなる
- 住宅ローン審査がスムーズになる場合も
✔️ 頭金ゼロのメリット
- 今すぐ資金が足りなくても家が建てられる
- 月々の返済額は多くなる
- 生活に余裕を持たせるため、将来の貯蓄計画も考える

頭金をどれくらい入れるかは、家計に無理のない範囲でOK。
目安は月々の返済額が今の家賃と比べてどれくらいかイメージすることです。
03. 住宅ローンの基本|どれくらい借りられるの?

家を建てるときに重要なのが 住宅ローンでどれだけ借りられるか。ただし、「銀行が貸してくれる額」と「自分たちが無理なく返せる額」は違うので注意が必要です。
💡POINT
🔹「借入可能額は年収や勤務年数などで決まる」
🔹「借りられる額=返せる額ではない」
🔹「今の家賃と比べて無理のない返済額をイメージするのが大事」
🔹「金利や返済期間によって総返済額も変わるので注意」
✅CHECK
🔸借入可能額の目安
- 年収の5~7倍が一般的な目安
🔸無理のない返済計画
- 毎月の返済額は今の家賃+αでイメージ
🔸金利や返済期間の影響
- 固定金利・変動金利で総返済額が大きく変わる
- 返済期間を延ばすと月々は減るが総額は増える

住宅ローンは、銀行の貸出可能額だけで決めず、家計に無理のない範囲で設定することが大切です。まずは返済額のイメージを持つことから始めましょう。
※住宅ローンや税制などの制度は変更される可能性があります。購入を検討される際は、金融機関や不動産会社に最新情報をご確認ください。
04. 税金や諸費用も忘れずにチェック!
家を建てるときには 土地や建物の費用だけでなく、税金や諸費用も発生 します。 これを事前に把握しておくことで、予算のズレや焦りを防ぐことができます。
💡POINT
🔹「登記費用や火災保険など、家を建てると必ずかかる費用がある」
🔹「不動産取得税や固定資産税も予算に入れておく」
🔹「建物本体価格の7〜10%を目安にしておくと安心」
🔹「諸費用も含めた総額を把握することが大切」
✅CHECK
🔸登記費用
- 所有権移転登記や抵当権設定登記など、約30〜60万円前後
🔸火災保険・地震保険
- 建物や地域によって異なるが、年間15〜65万円
🔸不動産取得税
- 土地・建物の評価額に応じて課税される
🔸固定資産税
- 毎年発生するので、年間の予算に含めておく
🔸その他の諸費用
- 司法書士手数料、ローン手数料など

諸費用は見落としがちですが、建物本体価格の10%前後くらいを目安にすると安心です。
事前に計算しておくことで、後から焦らずに予算を組めます。
05. 堺市で家を建てるなら?土地・建物・諸費用の目安
家づくりでは、土地代・建物代・付帯工事費・諸費用を合計した総額をざっくり把握することが大切です。
特に堺市では土地の坪単価や住宅地の状況で差が出るため、目安の数字を知っておくと計画が立てやすくなります。
ここでは 30坪の家を建てる場合の費用目安 をまとめました。数字はあくまで目安ですが、全体像をイメージする参考にしてください。
見積書には“本体価格”しか載っていないこともあるので、諸費用を見落とさないことが大切です。
表を参考に、全体のイメージを持っておきましょう。
| 項目 | 単価の目安 | 総額(30坪の家の場合) |
|---|---|---|
| 🏡土地代 | 約60万円/坪 | 約1,800万円 |
| 🏠建物本体 | 60~120万円/坪 | 約1,800~3,600万円 |
| 🔨工事費 | 約130~250万円 | 約130~250万円 |
| 💰諸費用 | 約100~200万円 | 約100~200万円 |
| 総額目安 | - | 約3,830~5,850万円 |
⚠️POINT
土地の場所や建物の仕様によって変動します。
目安を押さえて、頭金やローン返済額を計画することが大切です。
✅CHECK POINT
🔸土地や建物の価格は 坪単価の幅を意識
🔸付帯工事費は 地盤改良や外構工事の有無で差が出る
🔸諸費用も 総額の10%前後くらいは見込んでおく
🔸総額の幅を見て 頭金やローンの計画を柔軟に調整
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
数字は人それぞれ違うので、まずは 全体像を把握して無理のない返済計画を立てること が安心につながります。
家づくりを進める上での不安や疑問も、ぜひお気軽にご相談ください。
制度や費用は地域や時期によって異なる場合がありますので、最新の情報は必ず各自治体や専門機関の公式サイト等でご確認ください。
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